糸かけ曼荼羅の制作で一番難しいのは、
釘を打つ作業です。
糸をかけていく作業は子供でも簡単にできますが、
釘を打つことは難しいと思います。
釘が真っ直ぐ綺麗に打っていないと作品も綺麗に仕上がりません。
釘打ちを上手にできない方に少しコツを説明したいと思います。
① 親指と人差し指か中指で釘を真っ直ぐ持って印に立てます。
② 少しずつトントンとハンマーの当たる部分を水平に当てていきます。
③ 直角に釘が少し板に入ってから少し力を強めて打ちます。
④ 理想の高さまで釘を打ちます。
※ポイントは最初から強く打たないことです。
真っ直ぐ打つことが苦手な方は、
印にキリやドリルなどで真っ直ぐ少し穴を開けてから打ちましょう。
釘が小さいと指を打ちつけたりしますので、
道具を使った釘打ちの方法をご紹介いたします。
洗濯バサミで釘を挟んで打つ方法。
ペンチで釘を挟んで打つ方法。
先が曲がったラジオペンチは使いやすいです。
ドリルで穴を開けてから釘を打つ方法
化粧板の場合、
材質が硬いため釘がなかなか入らない場合は、
ドリルで穴を開けてから釘を打つとスムーズに釘が入ります。
釘打ちの時の音を軽減する方法
マンションに住んでいる方など、
釘打ちの音が気になる方がいらっしゃると思います。
鉄の金槌で釘を打つと釘が当たる時にカンカンなりますので、
樹脂(プラスチック)などのハンマーを使うと良いでしょう。
釘を打つ時に台からも音がなりますので、
板とテーブルとの間に消音マットや雑誌を置くと良いでしょう。
釘打ちは数を打っていれば自然と上手になってきます。
不要な板などを使って釘を打つ練習しましょう。
コメントをお書きください